39校の対戦決まる 高校野球7月13日に開幕

7月13日に和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で開幕する
第99回全国高校野球選手権和歌山大会の抽選会が24日、和歌山市小松原通の県民文化会館小ホールであり、出場39校の組み合わせ=別表=が決まった。開会式は正午から。選手宣誓は田辺工の楠本迅一朗主将(3年)が務める。

抽選会には出場39校の主将やマネジャー、責任教師らが参加。まず、春季近畿地区高校野球県予選でベスト4の智弁、和歌山商、紀北工、田辺がシードとして予備抽選を行い、A~Dのゾーンに振り分けられた後、本抽選を行った。4校は各ゾーンの2回戦から登場する。

その後、残る35校が予備抽選と本抽選を行った。

Aゾーンは、シードの和歌山商が初戦で新人戦優勝の向陽と対戦する。新人戦準決勝で延長15回引き分け再試合を演じた両校の再戦に注目が集まる。Bゾーンは優勝候補でシードの智弁が軸。創部2年目の和歌山南陵は、新宮と貴志川の勝者と対戦する。Cゾーンは激戦。シードの紀北工は桐蔭、昨夏王者の市和歌山は近大新宮に決まった。初芝橋本や日高中津といった力のある高校もそろう。Dゾーンはシードの田辺対高野山の好カードが実現。県2次予選優勝の和歌山東は熊野と対決する。

大会は13日から14日間、同球場で行われる。開幕戦は和高専対箕島で、午後1時半開始予定。準決勝の抽選は大会12日目の第1試合終了後に行う。

また20日は公立学校終業式、26日は選手休養日のため試合はない。順調に日程を消化すれば、決勝は28日午後1時から行われ、優勝校が全国大会の出場権を獲得する。

選手宣誓をする楠本主将は「はきはきと、心に残る宣誓がしたい」と話していた。

引いたカードを読み上げる参加校の主将

引いたカードを読み上げる参加校の主将

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