初夏のきらめき 文協華道部が生け花展

和歌山文化協会華道部(谷口麗甫部長)の生け花展、第37回「花のきらめき展」が2日まで、和歌山市の県民文化会館で開かれ、個性豊かに生けられた花々が来場者の目を楽しませている。

67人が流派を超え、1人席や2人席、3人席で51作品を出展。初日の6月30日に行われた式典で、同協会の楠山繁会長は「あちらこちらから集められた花々が、知らないところへ来て『どないしよう』とざわめいていたが、華道部の皆さんがきらめく作品に仕上げました。ゆっくりと鑑賞してください」とあいさつ。門博文衆議院議員らを迎え、テープカットで祝った。

会場には、ヒマワリ、アジサイ、ユリなどの季節の花に、ココヤシやニューサイランなどの大きな葉や、細く割いて編んだヤシの葉などをあしらった、風情豊かな作品が並ぶ。

華道部では「風情、印象、色彩など、表現で主とするものも多様化していますが、流派の特長をぜひ感じてほしいです」と呼び掛けている。

入場無料。茶席も設けられている。午前10時から午後5時(2日は4時)まで。問い合わせは同館(℡073・436・1331)。

さまざまな流派の生花が並ぶ

さまざまな流派の生花が並ぶ

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