市高コールド勝ちで4強 高校野球12日目

 第99回全国高校野球選手権和歌山大会は大会12日目の25日、和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で準々決勝2試合があり、第1試合で市和歌山が桐蔭を8―1の7回コールドで下し、2年連続19回目の4強入りを決めた。

 第1試合

桐蔭 0 0 0 1 0 0 0 1
市和歌山 4 2 0 0 1 1 × 8

(7回コールド)

 〔桐〕稲谷、筒井―坂上〔市〕金田、宮本―小倉▽2塁打=栖原(桐)吉田、濵野、小倉(市)

 市和歌山は初回、四球と単打に足を絡めて無死2、3塁と攻め、吉田の適時2塁打で2点。さらに1、3塁の場面で中村の内野ゴロと金田の適時打で加点し、打者9人の攻撃で突き放した。続く2回にも角谷の右前適時打でリードを広げた。

 投げては金田が6回を1失点、継投の宮本も無失点で試合を締めた。

 半田監督は「初回の4点で自分たちの流れに持っていけた。次も自分たちの野球をするだけ。しっかり整えて臨みたい」と話した。

 桐蔭は初回、1死1、3塁の先制の好機をつくったが、後続が倒れて無得点。4回に1点を返したが、反撃も及ばなかった。

2回、角谷の適時打で生還する濵野(市和歌山)

2回、角谷の適時打で生還する濵野(市和歌山)

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧