日本遺産の海を満喫 親子セーリング体験
公益財団法人日本セーリング連盟(河野博文会長)は、海に関わるスポーツや遊びへの理解と関心を高めることなどを目的に、海の日を挟む前後2カ月間で「海と日本プロジェクト」を開催している。同連盟加盟の県セーリング連盟(中井國雄会長)では11~13日の3日間、和歌山市毛見の和歌山マリーナシティ内、和歌山セーリングセンターで和歌浦湾の体験セーリングを行い、約220人の親子らが海の素晴らしさを体感した。
同プロジェクトで県連盟が体験セーリングを行うのは2度目。自分たちの住む土地を海から見てもらおうと、日本遺産に認定された「和歌の浦」の海に繰り出し、約3㌔の和歌浦湾を1時間半ほどかけて一周した。
1艇のクルーザーヨットに2~5人の参加者とクルーが乗り込み、出航した船上からは「景色がよく見えてきれい」「前のほうが揺れて面白い」といった子どもたちの元気な声が上がった。
セーリング中には、水上の安全対策や自然環境保全の大切さなどについての説明も行われた。
スイミングクラブに通っており、海で泳ぐのが大好きという雑賀小学校5年の尾﨑来斗君(11)は「船の前の方に行くと、波の迫力や揺れの大きさが伝わって面白かった。今度は船上で釣りをしてみたい」と体験を楽しんでいた。
同連盟の田中勝さん(59)は「風光明媚(めいび)な和歌浦湾や自分たちの住む和歌山を海から眺め、自然の素晴らしさにふれてもらえれば」と話していた。
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