全日制で200人減 30年度県立高校募集定員

 和歌山県教育委員会は27日、平成30年度の県立高校の学校・学科別募集定員を発表した。全日制(29校4分校)で173学級6920人(前年度比200人減)で、平成元年以降で最少となった。定時制は16学級575人で、前年度と同じ。

 全日制では貴志川の普通科、和歌山北(北校舎)の普通科、和歌山の総合学科、和歌山商業のビジネス創造科、有田中央の総合学科で1学級減少。県立中学校のクラス減少に合わせ、中学からの進学者を受け入れている橋本の普通科、日高の総合科学科でも1クラス減少。一方、日高地方で中学卒業見込みの生徒が昨年より40人増加したことから、日高の普通科、紀央館の普通科で1学級増え、合計5学級減。

 また、橋本の普通科1クラス、向陽の環境科学科2クラス、桐蔭の普通科2クラス、日高の総合科学科1クラス、田辺の自然科学科2クラスは各県立中学校からの進学者のみを受け入れ、入試は行われない。

 平成30年度の入学者選抜は、特別選抜の出願受付が平成30年2月2日、面接が7日、合格内定は14日に通知される。一般選抜は一般出願が2月23・26日、本出願が3月5・6日、学力検査が12日、面接・実技検査が13日、合格発表が20日に行われる。

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