台風被害2校の育友会に支援 那賀LC

 那賀ライオンズクラブ(大西勝会長)は10月30日、台風21号の大雨で被害に遭った和歌山県紀の川市立調月小学校(福本毅校長)と荒川中学校(吉田典弘校長)の児童・生徒のために、両校育友会に義援金50万円と10万円分の物資を贈った。

 同クラブの奉仕活動の一環。学校側と連絡を取り、軍手やタオルなどの必要な物資を用意し、義援金には緊急時に活用する同クラブのアラート基金を使った。

 両校によると、11世帯13人の児童と10世帯10人の生徒の自宅が浸水被害に遭い、制服などが泥水で汚れたり、流されたりしたという。

 同クラブの一行は調月小学校を訪れ、同校育友会の橋口由美会長と荒川中の前坂金哉会長に義援金などを手渡した。同クラブの畑中益男元会長は「子どもたちのために役立ててほしい。今後も支援していきたい」とし、前坂会長は「本当にありがたい。一日でも早く子どもたちが安心して元気に学校に通えるようになれば」と話していた。

 なお、同市と市社会福祉協議会は、支援物資の受け付けは行っていない。

義援金を届けた畑中元会長(右から2人目)ら

義援金を届けた畑中元会長(右から2人目)ら

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