伝統のしめ縄作り体験 川原小が地域住民と
日本の伝統文化を学ぼうと、和歌山県紀の川市野上の市立川原小学校(津田知子校長)の4~6年生30人は15日、しめ縄作りに取り組んだ。
地域の有志でつくる川原げんき村協議会(服部憲昭会長)の会員6人が指導。同協議会は県の「わがまち元気プロジェクト」の助成を受けておととし秋に発足し、地域の活性化を目的に三つの部会で構成する。新年に備えるしめ縄作りは、いきがい交流部会が担当し、ことしで3年目を迎えた。
会員から作り方の説明を聞いた児童は2人一組になって作業。3等分したわらを両手を使ってねじりながら束ね、両端をひもで固定した後、四手(しで)を付けた。わら15本を使った「小」と70~80本を使用した「大」の2種類のしめ縄を完成させた。
6年生の森本宇翔君(12)は「難しかったけど、わらを結んだり、ねじる部分がうまくいった。家に飾りたい」と話していた。
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