公約実現に向けた来年度予算 県民皆の力で和歌山の発展を

浮島 智子

衆議院総選挙後、開催されました第195特別国会が今月9日に閉幕しました。総選挙でお約束した公約を実現するための国会で、私は再び公明党文部科学部会長に就き、12月1日に行われました衆議院文部科学委員会で質疑に立たせていただきました。待ったなしの学校の働き方改革や新学習指導要領の円滑な実施に必要不可欠な教職員定数の改善、いじめ、自殺予防などを取り上げ、林芳正文部科学大臣の強い思いをお聞きすることができました。
教職員定数については、私も財務省の方々と膝詰めで話し合い、小学校専科指導の充実やいじめ・不登校の未然防止・早期対応に必要な改善を来年度予算に盛り込みました。また、公明党が先導してきた教育負担の軽減については、先日、閣議決定した「政策パッケージ」において、①幼児教育無償化②私立高等学校の授業料の実質無償化③真に必要な子どもたちに限った高等教育の無償化をすべて明記し、公明党が10月の衆院選で掲げた公約実現に大きな成果を挙げることができました。
明日20日には、和歌山市内でJETRO(ジェトロ)和歌山貿易情報センターの開所記念行事が行われますが、ジェトロが持つ海外54カ国、国内47拠点などの充実した国内外ネットワークを活用して和歌山の事業者や生産者の方の海外ビジネスを支援いただけますので、ご興味のある方はぜひお気軽にご相談してみてはいかがでしょうか(事務所は和歌山県庁の東別館2階にあります)。そしてこのジェトロが1週間前に発表した20~40代の中国人の消費に関する意識調査で「今後行きたい国」として日本が2013年の調査開始以来初のトップとなりました。日中関係の改善も進んでいますので、今後インバウンド消費のさらなる増加も期待されます。
さて、話は変わりますが、先月、すさみ町で開催されました「すさみ町サイクリング大会 RIDE ON SUSAMI」でスターターをさせていただきました。この大会では、途中途中に設置するエイドステーションで地元食材を使ったおいしい食べ物や飲み物を地元住民が中心となって提供することで参加者との交流を図りましたが、そのなかで、すさみ町名物のイノブタを使ったイノブタバーガーを提供した地元すさみ町の「みき食堂のイノブタ他人丼」が先月のテレビ番組で「最強ご当地丼」の関西第1位となり、脚光を浴びています。いま、和歌山では「わかやまジビエフェスタ」の期間中ですが、こういった「和歌山ならでは」のものが和歌山には、まだまだたくさんあると思います。県民皆で発掘し合い、力を合わせて和歌山を盛り上げていこうではありませんか。

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