当初予算案など審議 紀の川市議会が開会

 紀の川市議会2018年第1回定例会が27日に開会し、市当局は総額289億7000万円の18年度一般会計当初予算案や17年度一般会計補正予算案など計60議案を上程した。

 中村愼司市長は当初予算案について、18年度が初年度となる長期総合計画で定めた目標の実現に向け、災害対策や子育て・教育環境の整備など重点事業に重点的に計上したとし、「防災力の向上や子育て支援サービスの充実などにより市民の不安や負担を軽減し、住んで良かったと思われるまちにしたい」と述べた。

 17年度一般会計補正予算案は9552万1000円の増額。北勢田第2工業団地の土地売却収入など財源超過分の一部を積み立てる「基金積立事業」に8億9765万円、台風21、22号により発生した災害廃棄物の処理事業に1603万円、防災行政無線のデジタル化事業に1億7418万円などとなっている。補正後の一般会計総額は309億5346万円となる。

 第1回定例会の会期は、3月27日までの29日間。一般質問は2月28日と3月1日に予定している。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧