空き家活用の強化月間 5月に相談窓口等

 和歌山市は、空き家の諸問題を解消し、流通への道筋をつくるため、5月を「空き家利活用促進強化月間」として相談窓口の開設や補助金の交付を行う。

 窓口は相談内容ごとに分かれ、協定を締結した専門家団体と協働して対応。無料相談会も開かれ、8日は全日本不動産協会県本部、12日は県司法書士会、16日は県宅地建物取引業協会、17日は県不動産鑑定士協会。それ以外の団体では電話やメール、ファクスで随時受け付ける。

 「空き家を活用した地域交流拠点等づくりに係る補助金交付事業」の相談も18日から受け付け開始。空き家を10年以上有効に活用するために実施する改修事業で、空き家が所在する自治会の同意を得ている事業が対象。補助金の上限は400万円(対象経費合計の3分の2)までで、水回り、外装などの改修工事に必要な経費が対象になる。

 居住予定の空き家の耐震改修に伴う補助制度の申請も受け付けている。

 詳細は市ホームページ(http://www.city.wakayama.wakayama.jp/)から。相談窓口は次の通り。

総合窓口=市役所空家対策課▽不動産の売買・賃貸=県宅地建物取引業協会、全日本不動産協会県本部▽土地・建物の相続登記・成年後見人=県司法書士会▽不動産の価格・賃料・評価=県不動産鑑定士会▽建物診断・保存・リフォーム=県建築士会、日本建築家協会近畿支部和歌山地域会、県建築士事務所協会▽建物の表題・変更・減失登記、境界調査・紛争=県土地家屋調査士会▽空き家相談全般=ミチル空間プロジェクト

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧