世界レベルの技体感 畠中道場で柔道指導

 女子柔道の石川慈(めぐみ、29)、川崎萌(30)の両選手を招いた実技指導が23、24の両日、和歌山県和歌山市和歌浦西の健心館畠中道場(畠中健代表)で行われ、2日間で延べ約50人の子どもたちが世界レベルの技にふれ、受け身や打ち込みなどに汗を流した。

 子どもたちに一流選手の技術や精神面を学んでもらいたいと、実技指導は昨年に続き2度目。2歳から高校生までが手ほどきを受けた。

 石川選手は実業団コマツ所属。柔道ワールドカップ・チェジュ優勝など国際大会での実績も豊富。川崎選手は4歳で柔道を始め、高校生の時には世界ジュニア選手権で優勝経験がある。ともに帝京大学の同級生で親友の仲だという。

 2人は寝技の他、それぞれの得意技の大外刈、小内刈のこつを伝授。実際に技を披露すると子どもたちは真剣に見入っていた。ペアになって技をかけ合い、両選手が丁寧にアドバイスした。

 石川選手は「基礎に加え、楽しくすることを第一に。純粋に一生懸命に柔道に取り組む子どもたちの姿勢を見ると、私自身も初心に帰れ刺激をもらいます」と話していた。

 しばらく柔道の世界から離れていたという川崎選手は、来月からカナダへ語学留学の予定。現地の道場で柔道を指導するという。柔道着にそでを通したのは、この日が4年ぶりだったといい「柔道に恩返しできればと参加しました。私も町道場の出身で、道場の数が少なくなる中こういういい環境でできるのは貴重。子どもたちには楽しく、やめずに『やり切る』を大切に、気力や精神力を身に付けてもらいたいです」と話していた。

 砂山小学校5年生の守道晴空(はるく)君(10)は「技にキレがあってすごいと思った。いつもは寝技とかの練習は途中でやめてしまうけど、僕も力強い柔道がしたい。きょう教えてもらったことを生かせられるように頑張る」と笑顔だった。

川崎㊧、石川㊨の両選手が手取り足取り指導した

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