街頭啓発や反射神経体感 夏の交通安全運動

 和歌山県と交通事故をなくする県民運動推進協議会が毎年行っている「わかやま夏の交通安全運動」(11~20日)が始まり、初日の11日は和歌山市川辺のイズミヤスーパーセンター紀伊川辺店で、買い物客らに交通事故防止を呼び掛けるチラシやポケットティッシュなどを配る啓発活動が行われた。

 運動の重点は、①飲酒運転の根絶②子どもと高齢者の安全な通行の確保と高齢運転者の交通事故防止③全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底④自転車の安全利用の推進――の4点。

 地域交通安全活動推進委員、交通安全母の会、交通安全協会、和歌山東署、市交通指導員会、市から約20人が啓発に参加し、買い物客に声を掛けながら交通安全の注意を訴えた。

 同署は、管内の交通死亡事故で高齢者2人が犠牲になっていることを踏まえ、高齢者向けの交通事故防止啓発として、自身の反射神経の俊敏さが体感できる装置「クイックアーム」の体験コーナーも設けた。

 期間中は街頭啓発の他、市立和歌山高生が描いた交通安全ポスターの展示、主要交差点での交通指導などが行われる。

クイックアームで反射神経を体感する買い物客

クイックアームで反射神経を体感する買い物客

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