真夏に涼を感じて 文協華道部の生け花展
和歌山文化協会華道部の生け花展「第38回花のきらめき展」が15日まで、和歌山県和歌山市の県民文化会館で開かれ、夏の花々で生けられた清涼感漂う作品に来場者が見入っている。
嵯峨御流、未生流など各流派の垣根を越え、71人が51作品を展示。会場には、ナデシコやシンビジューム、アナナスなど鮮やかな夏の花にツルウメモドキやアセビ、青葉のモミジなどをガラスや竹の器にあしらった涼しげな作品が並んでいる。
華道部の谷口麗甫部長は「皆さんが自分の表現に合う花を探し、美しさを最大限に引き出して生けた作品ばかり。季節感とともに、安らぎや元気を感じて帰ってほしい」と話していた。
入場無料。午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。問い合わせは同館(℡073・436・1331)。
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