勇気と感動を 障害者スポ県選手が結団式

 福井県で10月13日に開幕する第18回全国障害者スポーツ大会「福井しあわせ元気大会」に出場する県選手団(山本等士団長)の結団式が22日、和歌山県和歌山市毛見の県子ども・女性・障害者相談センターで行われ、選手と役員計71人が福井での躍動を誓った。

 式では宮本浩之福祉保健政策局長から、副団長で県知的障害者福祉協会会長の土井邦夫さんへと団旗が手渡され、選手32人を紹介。

 和歌山陸上競技協会代表で、副団長の阪本憲二さんは「県民に感動と勇気を届けられるよう一丸となって戦ってまいりましょう」とあいさつ。

 仁坂吉伸知事からの「これまでの練習を成果を発揮し、全国の選手と堂々と戦い合い、交流の輪を広げてくれることを願います」との激励メッセージが紹介された。

 選手を代表してフライングディスク競技の古久保喜朋さん(63)=田辺市=が「和歌山県の代表としての自覚を持ち、一致団結し日頃の練習の成果を十分に発揮し、より良い結果を残せるよう頑張ってまいります」と決意の言葉を述べた。

 昨年の愛媛大会で、県選手団は個人競技12個の金メダルを含む計26個のメダルを獲得。ことしは団体の知的バレーボール競技女子で近畿地区予選会を突破し、初めて全国大会への出場を決めた。

 福井大会は10月15日までの3日間。県選手団は団体はバレーボール女子(知的)、個人は陸上、水泳、卓球、アーチェリー、フライングディスク、ボウリングの全6競技に出場。選手たちは開催までの3カ月間で個人練習や強化練習に励む。

福井大会へ意気込む選手団

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