荒川中の新校舎が起工 来夏完成へ安全祈る

 和歌山県紀の川市桃山町元の市立荒川中学校(吉田典弘校長)で28日、校舎改築工事の安全祈願祭と起工式が行われた。

 中村愼司市長ら関係者約80人が出席。祈願祭では三船神社(同町)の有井久善宮司が神事を執り行い、中村市長や工事関係者らが、くわ入れや玉串奉てんで工事の無事完成を祈った。

 その後の起工式では中村市長が「安全に立派な校舎を造っていただけると確信している。子どもたちは新しい教室で勉強できることを楽しみにしていると思う」とあいさつした。

 新校舎は鉄筋コンクリート造り3階建て、延べ床面積が約4249平方㍍。屋上には太陽光発電(10㌔㍗)を設置する他、雨水の再利用設備、LEDを使った照明などを採用し、省エネ化に配慮した計画となっている。

 総事業費は約18億5000万円。設計・監理は㈱岡本設計(和歌山市土佐町、坂本暁史代表取締役)、施工は㈱小池組(同市六番丁、小池康之代表取締役)。

 新校舎は来年7月に完成予定で、周辺整備など全体の完成は2020年3月末を予定している。

くわ入れを行う中村市長

くわ入れを行う中村市長

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧