食中毒に注意を 海南で衛生関係者ら啓発

海南市と海南保健所、海南海草食品衛生協会は1日、スーパーセンターオークワ海南店(同市大野中)前で「食中毒ゼロ」を呼び掛ける街頭活動を行った。各団体の職員らは予防のポイントが記された啓発グッズを買い物客に手渡し、夏季に多くなる食中毒への注意を呼び掛けた。

8月の「食品衛生月間」に合わせた啓発活動。同市では10年以上、食中毒が発生しておらず、ことしも「発生ゼロ」を目指している。

参加者は「食中毒菌を付けない・増やさない・殺菌する」の予防3原則が書かれたポケットティッシュ500個を配り、市民らに対策を求めた。

予防で大切なことは手洗いで、薬用せっけんなどの使用も効果的という。

飲食店や食品製造業では、従業員の健康管理、害虫駆除、衛生講習会の実施、衛生管理の記録などの取り組みを行っており、同協会の田中秀夫副会長は「各家庭でも食中毒予防への意識を高めてもらえたらありがたい」と話していた。

買い物客に啓発グッズを手渡す参加者

買い物客に啓発グッズを手渡す参加者

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