四十住、池が金メダル アジア大会スケボ

 第18回アジア競技大会(インドネシア・ジャカルタ)は29日、東京五輪の新競技、スケートボード決勝が行われ、女子パークで和歌山県岩出市の四十住(よそずみ)さくら選手(16)=伊都中央高2年=、男子ストリートで県出身の池慧野巨(いけ・けやき)選手(17)=大阪・第一学院高2年=が金メダルを獲得した。

 スケートボードは、制限時間内に設定されたコースを滑り、トリック(ジャンプ、空中動作、回転などの技)の難易度や高さ、スピードなどを評価する採点競技。「パーク」は大きな皿やわんのような形状を複雑に組み合わせたコース、「ストリート」は街にあるような階段や手すり、縁石、壁などを模した直線的なコースで行う。

 アジアでは日本の実力は抜け出ているといわれる中、四十住選手は2本目に66・66点をマークし、池選手も31・1点で前評判通りの力を見せつけて優勝。四十住選手は今大会の日本勢最年少金メダリストとなった。

 日本代表は4人全員がメダルを獲得し、金3個、銀2個。初代五輪王者を競う2年後の東京大会に期待が膨らむ。

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