和歌山信愛大学を認可 来年4月開学が決定
和歌山市は3日、本町小学校跡地(住吉町)への「和歌山信愛大学」の設置が、文部科学省の認可を受けて正式に決定したと発表した。
認可は8月31日付。市が進めている「まちなか3大学」事業としては、ことし4月に開学した東京医療保健大学和歌山看護学部に続いて第2号となる。
同大学は、和歌山信愛女子短期大学などを運営する学校法人和歌山信愛女学院(森田登志子理事長)が設置。男女共学の4年制で、教育学部子ども教育学科を入学定員80人で開設する。保育士資格や幼稚園、小学校の教員免許が取得できる。既存の旧本町小校舎を改修し、2019年4月の開学を予定している。
設置認可を受け尾花正啓市長は「学生の皆さんには、市で学び、就職し、将来、初等教育の担い手になっていただくことを期待するとともに、市としても、本町地域が『子育て支援と子ども教育の拠点』となる取り組みを進めてまいります」とのコメントを発表した。
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