三断橋の欄干落ちる 絶景和歌の浦にも被害
昨年認定された日本遺産「絶景の宝庫和歌の浦」の一部をなす和歌山市和歌浦中の名所「三断橋」も欄干が落ち、石垣の一部が崩れる被害を受けた。
三断橋は万葉集にも登場する妹背山に架かる砂岩製の橋。17世紀中ごろに紀州徳川家初代藩主・徳川頼宣が造らせた県内最古の石橋で、長さは約40㍍。
和歌浦地区に住む「わか応援隊」の和田雄次さん(69)は「30年和歌浦に住んでいるが、ここまでの強い台風はあまり経験がない。三断橋は和歌浦の象徴の一つで地区の財産。一日も早い復旧を願いたい」と話していた。
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