決意と責任を新たに 和歌山看護専で戴帽式

 和歌山県病院協会立和歌山看護専門学校(和歌山市西庄、上野雄二校長)で10月30日、戴帽式が行われ、1年生47人がナースキャップをかぶり看護の道を進む決意を新たにした。

 “看護の母”ナイチンゲールから始まり、看護師の象徴である帽子を戴く儀式。入学以来6カ月間の基礎教育を受けた学生が、看護師を目指す者として誇りと自信を養い、責任を自覚するために行われている。

 式では学生が一人ひとり名前を呼ばれ、教員からナースキャップを授けられると、ナイチンゲール像のキャンドルからともしびを受け、最後は全員でナイチンゲール誓詞を唱和し、ナイチンゲール賛歌を斉唱した。

 上野校長は「人として、看護師として感謝の気持ちを忘れず、今後も勉学に励んでほしい」と式辞。在校生を代表して2年生の中谷芽以さんが「改めて学ぶ姿勢、感謝の気持ちを持って仲間と支え合ってください」と祝福の言葉を送り、戴帽生を代表して阪井洋子さんが「初心を忘れず、それぞれが思い描く看護を目指して精進することを誓います」と力強く宣誓した。

ナイチンゲール像からともしびを受ける戴帽生

ナイチンゲール像からともしびを受ける戴帽生

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧