「おいやん」三人で 写真や絵画の展覧会

 和歌山県岩出市に住む79歳男性3人の展覧会「おいやんら三人展」が19日まで、東坂本の県植物公園緑花センター東展示室で開かれている。

 出品しているのは児玉正雄さん(写真)、東宣彦さん(洋画)、堂西正善さん(水墨画)の3人。友人同士による展覧会を約3年前から企画し、今回が初開催となった。

 作品数は約40点。写真は和歌山電鐵貴志川線の「うめ星電車」や根来寺の大門など地元の景色を撮影したものから、兵庫県朝来市の竹田城跡や東京の新宿御苑など、景色の美しさが全国に知られるスポットの写真もある。洋画は東さんが栽培しているカボチャや、旅行で訪れたローマのコロッセオなどを描いており、水墨画は那智の滝やシラギク、ヤマボウシなどの花を描いた作品が飾られている。

 児玉さんは竹田城跡を撮影した時を振り返り、「お城と雲海を撮るために深夜から近くの山で待っていました。雲海の中からお城が現れた時は感動しました」と話し、東さんと堂西さんは「一度3人で展覧会をしたいねとずっと話していた。実現して良かった」と話していた。

 午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。

写真を眺める来場者

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