健康長寿に取り組む 尾花市長が新年へ抱負

 和歌山市の尾花正啓市長は26日、ことし最後の定例記者会見で「新元号になったら新しい時代が始まる気がする。平成は人口減少や少子高齢化に向け準備してきた時代。次は運用して立ち向かっていく時代になる。ねんりんピックをきっかけに健康長寿に向けた取り組みを始めていく年になる」と来年の抱負を語った。

 ことしについては「春は東京医療保健大学和歌山看護学部が開校し、こどもなかよしまつりにディズニーが参加した。豪雨や台風が続き、災害の多い年だった」と振り返った。

 来年は紀州徳川家入城400年を迎えるにあたり、「ねんりんピックや東京五輪など海外交流も増えていく。入城400年をきっかけに文化を発信していきたい。天守閣の耐震対策も来年度中に結論を出したい」と意気込みを話した。

「ねんりんピックから取り組みを始めたい」と尾花市長

「ねんりんピックから取り組みを始めたい」と尾花市長

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