年頭のごあいさつ2019

次代の地域紙を追求

明けましておめでとうございます。己亥(つちのと・い)の年頭を迎え、読者の皆さまに謹んでごあいさつ申し上げます。
昨年は大型台風が連続して紀伊半島を直撃し、甚大な被害を受けました。弊紙も地域の貴重な情報を持つインフラの一つとして、もっとできることがあったのではないかと考えさせられる機会となりました。
被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
さて、新元号に変わる本年は、消費税率の引き上げをはじめ、働き方改革も本格的になり、私たちの生活に直接的な変化が表れることが予想されます。
少子高齢化などによる人手不足問題も加速し、正直不安はありますが、いよいよ来年には東京五輪、2025年には大阪万博も開催されます。明るいニュースで機運を高めてまいりましょう。
和歌山においては、和歌山信愛大学の開学や、和歌山南スマートICの開通、ねんりんピックも開催されます。串本ではロケット発射場の誘致が進み新たな観光資源として期待が膨らみます。
わかやま新報の掲げる本年のスローガンは『地域深耕・次代への挑戦』です。インターネットやSNSでどこでも誰でも簡単に情報が得られ、発信できるこの時代に地域新聞の役割とは何か。次代の新聞社の在り方を見いだす挑戦の一年にしたいと考えています。
地域の情報量は「世界一」を武器に、記者が足で稼いだ生の情報を責任を持って伝える。それが人と人、地域と人をつなぐことができる地域紙の役割だと思っています。
また、今回の新年号で、HYDEさんの特集をきっかけにラッピング新聞に初挑戦いたしました。今も続けている「ARアプリいごくで新報」や、昨年のYouTubeの「森脇TV」とのコラボ、イルミネーションイベント「フェスタルーチェ」とのコラボなど、読者の皆さまに少しでも楽しんでいただけるために、そして、和歌山を貪欲に伝えるためにこれからも挑戦し続けます。
一層のご支援、ご愛読をお願いするとともに、皆さまのご多幸を祈念申し上げ、新年の挨拶とさせていただきます。

わかやま新報 代表取締役社長 津村周

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