発展の新時代に 県経済5団体が新春賀礼会

和歌山県内の経済5団体で構成する県経済団体連合会は8日、和歌山市のホテルグランヴィア和歌山で新春賀礼会を開いた。県政財界のトップをはじめ約400人が出席し、平成から新しい年号に改まる新時代に向けさらに結束を強め、県経済の発展に寄与することを誓った。

同連合会を構成するのは、県商工会連合会(森田敏行会長)、県中小企業団体中央会(妙中清剛会長)、県商工会議所連合会(片山博臣会長)、県経営者協会(木村明人会長)、和歌山経済同友会(大桑?嗣・田谷節朗代表幹事)の5団体。

県商工会連合会の植田英明副会長はあいさつで、日本経済は緩やかな回復傾向にあるものの、県経済に浸透したとはいい難く「中小企業は燃料の値上がりや人材不足の課題を抱えている」と指摘。一方で、インフラ整備や教育機関誘致の進展など行政の成果にふれ「新しい人の流れをつくり、県の発展を図りたい」と力を込めた。

来賓の仁坂吉伸知事は「進めてきたさまざまな整備がこれから報われるのではないか」と期待を話し、「目白押しの県内外のイベントをチャンスに、県の発展につなげましょう」と呼び掛けた。

5団体の代表らが県産地酒のたるを鏡開きし、出席者は尾花正啓和歌山市長の発声で乾杯。晴れやかに新年を祝った。

鏡開きをする経済5団体の代表ら

鏡開きをする経済5団体の代表ら

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