2月に広場西側着工 和歌山市駅前の再開発

再開発が進む南海和歌山市駅前広場の再整備工事が2月に始まる。

市駅周辺には第1期工事で2017年にオフィス棟が完成し、駅構内の改札が2階から1階に移動した。昨年4月に第2期工事に入り、市民図書館が入る公益施設棟、飲食、物販、サービス店舗を含む商業棟、12階建てホテルの3棟の建設が進んでいる。

実施設計では東京大学生産技術研究所の川添善行准教授がデザイン面から監修、アドバイスにあたっている。新しい広場には、軒裏に紀州材を使ったシェルター(バス乗り場の屋根)を設置。電源、水道などを備え、広場利用者の提案に合わせ、さまざまなイベントなどに対応できるようにするとしている。

工事は今月中旬に測量や調査などの準備に入り、2月ごろからバス乗り場がある駅前広場西側の工事を進める。工事エリアは約3000平方㍍、期間は約10カ月を予定している。

設計は玉野総合コンサルタント㈱和歌山事務所(小松原通、猪瀬雅之所長)、施工は㈲福嶋商会(梅原、福嶋晋代表取締役)。

市駅前広場の夜間イメージ(和歌山市提供)

市駅前広場の夜間イメージ(和歌山市提供)

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧