ふるさと観光大使に HYDEにサプライズ

1月30日に和歌山ビッグホエールで行われたHYDEのコンサートで、和歌山県和歌山市の「ふるさと観光大使」の第1号に委嘱されるというサプライズ発表に会場は沸き返った。

駆け付けた尾花正啓市長から「HYDEさん、お帰りなさい」と歓迎を受けたHYDEは「ただいま帰りました」と笑顔。尾花市長が「HYDEさんが生まれ育った和歌山市は素晴らしい所。ぜひ観光大使になってもらえませんか」と依頼すると、HYDEは「喜んでお受けします」と応じた。

委嘱状に続き、観光大使の名刺を受け取ったHYDEは「誰に配ればいいでしょう」と喜びいっぱい。大好きだという、玉林園のグリーンソフト1年分の目録も贈られ「僕は一日2個食べているので、1年間だと700個ぐらい必要ですよ」と笑いを誘った。

尾花市長は「加太の山に1本、アジサイを植えてほしい。アジサイは英語で『〝ハイド〟ランジア』。ぜひ加太の山をHYDEさんのアジサイでいっぱいにして」と呼び掛けた。

HYDEは「えらいことになってしまいましたね。こんな未来を誰が予想したでしょう」と感激の様子で、会場からは早くも「大使頑張って」の激励の声が上がっていた。

「ふるさと観光大使」は、地元に愛着があり、国内外で活躍する和歌山市出身の人を委嘱する、今回新設の称号。市で行われるさまざまなイベントをSNSなどでPRし、市の魅力を発信するのが主な活動となる。

今回のコンサートを前に23日、HYDEの同級生らが市へ観光大使の推薦状を提出。事務所に交渉して了承を受け、ふるさと観光大使の第1号が委嘱された。

尾花市長㊨から委嘱を受けるHYDE(撮影=田中和子)

尾花市長㊨から委嘱を受けるHYDE(撮影=田中和子)

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