文科系大会で全国入賞 高校生が教育長訪問

和歌山県内の高校生で本年度の文化部門の全国大会で優秀な成績を収めた生徒14人が6日、和歌山市の県庁を訪問し、宮下和己教育長に成果を報告した。

各大会で指導を担当した教員が大会の概要や生徒の活動を紹介。また、全日本学校歯科保健優良校表彰で受賞した桐蔭高校の保健委員会の生徒らも出席し、校内で歯の健康を呼び掛けている取り組みを話した。

生徒と宮下教育長との懇談では、全国製図コンクールで入賞した生徒が「失敗すると一からやり直しになるので緊張します」と手書きの苦労を話し、桐蔭高の保健委員会は「歯をきれいにすると笑顔もすてきになります」と歯磨きの素晴らしさをアピール。宮下教育長は生徒たちをたたえ、「今持っている成果にたどり着くまでに、先輩や自分自身の努力がある。高校で取り組んだことがこれから役に立つ日が来る」と期待を寄せた。

入賞した生徒は次の皆さん。

【缶サット甲子園2018全国大会】優勝=桐蔭科学部(瀧本英智・山下匠・西岡右喬・柴田玲〈いずれも2年〉)

【ジャパンマイコンカーラリー2019全国大会】アドバンスドクラス優勝=木村裕貴(紀北工ものづくり研究部3年)▽ベーシッククラス優勝=坂田香稀(同1年)

【第35回全国製図コンクール】機械系最優秀特別賞=吉田幸真(紀北工3年)、南航生(和歌山工3年)、森本澪(箕島3年)

【統計データ分析コンペティション】高校生の部優秀賞=田辺工(宮本雨月・門脇俊樹・金山瑠依〈いずれも3年〉)

【第69回日本学校農業クラブ全国大会】農業鑑定競技会園芸部門優秀賞=植田忠(紀北農芸3年)▽平板測量競技会優秀賞=中野崚太(同3年)、向内海斗(同)、東岡弘規(同2年)

【第57回全日本学校歯科保健優良校表彰】日本学校歯科医会会長賞=桐蔭(生徒保健委員:須佐寛太・笹谷樺歩・貴志壮大)

各大会で入賞した高校生(前列中央が宮下教育長)

各大会で入賞した高校生(前列中央が宮下教育長)

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