指で描くパステルアート 挽田さん作品展
和歌山県岩出市の挽田あみさんの初めてのパステルアートの作品展が28日まで、和歌山市禰宜のケーキサロン・マニエール和佐店で開かれ、ふんわりとした優しい雰囲気の作品が店内を彩っている。
チョーク状のパステルを削った粉を使用。型紙を作り、くり抜いた部分に指を使って色を乗せていく。グラデーションをつけたり、消しゴムを使ってぼかしたり。子どもからお年寄りまで、幅広い世代で簡単に楽しめるのが魅力という。
挽田さんは偶然目にしたパステルアートに心癒やされ、約5年前に学び始めた。その後は描く楽しさに魅せられて、パステル画と書道を組み合わせた「パステリア書」や筆文字アートなど、さまざまな表現方法を習得。パステル和(nagomi)アートインストラクターやカラーセラピストなど、さまざまな資格を持つ。
「指先でくるくると塗るだけ。色による癒やしの効果もあってか、気持ちがほっこりとしてきます」と笑顔。店内には花や動物、お地蔵さんや風景などをモチーフに、はがきや色紙サイズの作品26点が並ぶ。
12日、19日の午前10時半からは体験会もあり、ケーキセット付きで1800円。「絵心がなくても大丈夫。描くことで癒やされるパステルアートの魅力をぜひ体感してもらえれば」と呼び掛けている。申し込みは挽田さん(℡0736・60・9261)。
午前9時から午後7時(最終日は3時)まで。問い合わせは同店(℡073・477・3155)。
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