中西氏が県議選出馬意向 海南市議を辞職へ

海南市議の中西徹氏(45)が、和歌山県議選海南市・海草郡選挙区(3月29日告示、4月7日投開票)への立候補に向け、15日にも市議を辞職することが分かった。

中西氏は2006年に市議に初当選し、昨年4月の市議選まで4期連続のトップ当選を果たしている有力議員。議会では副議長、大規模土地中心市街地活性化対策特別委員会委員長、議会運営委員会委員長などを歴任している。

県議挑戦にあたっては、家庭と仕事の両立がしやすい子育て支援や福祉の充実、地域活性化、産業支援、防災・減災対策などに重点的に取り組むことを掲げている。

わかやま新報の取材に中西氏は「海南市議会での豊富な経験を生かし、県と地元をしっかりとつなぐパイプ役を務めたい」と話している。

同選挙区は定数3。中西氏の他、自民党の現職2人と共産党の新人1人が立候補を予定しており、定数1超の戦いになることが予想される。

中西氏

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