貴重な日本庭園にひな人形 温山荘に400体

和歌山県海南市内の店先などに飾られたひな人形を巡る「第9回紀州海南ひなめぐり」(実行委員会主催)に合わせ、琴ノ浦温山荘園(船尾)でも人形展が3月31日まで開かれている。

特別展「温山荘の雛(ひな)まつり」と題し、大正初期から昭和の初めに造営された庭園内の日本建築の本館や地下のダンスホール、浜座敷などに約400体のひな人形が飾られ、園内を散策しながら楽しめる。

期間中は本館や黒江湾に面した浜座敷などの施設を開放。100年以上前の貴重な建築様式や美しい景色とともに、かわいいひな人形が愛でられる貴重な機会となっている。

3月1日から31日まではアンティーク着物や小物なども展示され、3日にはイベントもある。

入園料は80歳以上無料、65歳以上300円、大人400円、小中高校生200円、園児100円、障害者は無料。期間中、着物姿で来園すると100円引きの特典がある。

午前9時から午後5時まで。問い合わせは同施設(℡073・482・0201)。

海を臨む浜座敷にもひな人形が並ぶ

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