共同募金PRに協力 ファンファンらに感謝状

和歌山県共同募金会(会長=片山博臣㈱紀陽銀行代表取締役会長)が共同募金のPRに貢献した企業や団体をたたえる感謝状の贈呈式が27日、和歌山市手平の和歌山ビッグ愛であり、地域密着型アイドルグループ「Fun×Fam(ファンファン)」と和歌山新報社(同市福町)に片山会長から感謝状が贈られた。

同会は高額を寄付した団体に毎年感謝状を贈っており、今回は募金のPRに貢献した団体もたたえようと初めて実施した。

この日は同社の津村周社長(42)とファンファンのメンバー13人が出席。片山会長はファンファンに「さまざまなイベントでの明るい笑顔とパフォーマンスを通じ、共同募金を世の中の人にPRしていただきありがたい」と感謝。同社に対し「正確で信頼のあるニュース媒体であり、募金活動の実際をPRしていただいた」と話した。

片山会長から感謝状を受け取ったファンファンの須左美静奈キャプテン(18)は「PR活動を通じて地元の方とふれあう機会が増え、和歌山がさらに好きになった」と振り返り、津村社長は「誠にありがたい。引き続き地域の人に地元で共同募金の活動が行われていることを知ってもらうために努力していきたい」と話した。

式では、ファンファンがイベントなどで集めた寄付金34万9483円の目録を贈呈。片山会長から2019年度赤い羽根わかやまスペシャルサポーターの委嘱状を受け取った。同グループへの委嘱は3年連続となる。

ファンファンのメンバーと津村社長(右から4人目)

ファンファンのメンバーと津村社長(右から4人目)