ブロック塀の撤去費用 和市が補助対象拡充

和歌山市は2019年度から、ブロック塀の撤去や付け替えを促進する耐震事業補助金の要件を拡充して募集する。

市はことし1月から2月にかけて幼稚園、小中学校、義務教育学校区を巡り、通学路に面したブロック塀のある家に安全点検や相談を呼び掛けるチラシをポスティング。1万1869件に配り、補助の申請方法などについて389件の問い合わせがあった。

補助対象は昨年度まで、建築基準法上の道路に面した通学路のみだったが、今回から同法上の道路でなくても通学路と確認された場合は対象となる。

補強コンクリートブロック造り、石造り、れんが造りの他、これらに類する造りの塀で、撤去か軽量フェンスの新設が対象となる。

補助額は、撤去費か撤去する長さ(㍍)×1万5000円のうち少ない金額の10分の9。軽量フェンスを新設する場合は、新設費用か新設する塀の長さ(㍍)×1万5000円のうち少ない金額の10分の9。上限額は40万円。

申請には現地での事前相談が必要。建築基準法上の道路については建築指導課(℡073・435・1100)、通学路については保健給食管理課(℡073・435・1137)、事前相談と申請については住宅政策課(℡073・435・1099)。申し込みは5月中旬ごろから開始予定。

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧