水軒堤防公園で清掃活動 星林高が地域連携

 和歌山県立星林高校(和歌山市西浜、岩崎博校長)の生徒は21日、西浜の水軒堤防公園で清掃活動を行った。

 同校による地域貢献活動の一環で、希望した生徒約300人が参加。校外での清掃活動は年に2回行っており、今回は同公園のサポートクラブ(奥津尚宏代表)が清掃道具を提供するなど、連携して行った。同クラブでは市立西浜中学校との清掃活動は毎年行っているが、高校との活動は初めて。

 生徒はマツが生える斜面約600㍍を清掃。熊手を手に斜面に落ちたマツの葉をかき集めていた。集めた葉はちりとりや袋に集め、30分ほどの作業で茶色い葉の山が積み上がっていた。

 清掃を終え、奥津代表は「希望して参加してくれた生徒たちなので、掃除用具の不足もあったがしっかり掃除してくれた」と笑顔。生徒会長で3年生の小林千弘さん(17)は「今回は学校から離れた公園での活動になった。あまり地域と高校生が共同でする活動がないので、一緒に協力できて良かった」と話していた。

掃除した葉を集める生徒たち

掃除した葉を集める生徒たち

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