昔遊びやクラフト 志賀野フェスタにぎわう

 子どもが昔遊びに親しめるイベント「志賀野フェスタ」が26日、和歌山県紀美野町西野の旧志賀野小学校で開かれた。汗ばむほどの晴天の下、親子連れらは、竹馬や紙飛行機、クラフトなどで遊んだり、買い物やグルメを楽しみ、自然の中で一日を過ごした。

 現在は廃校となっている同校の卒業生らが結成した「未来de志賀野」が、児童の声が年に数回でも校庭に響くことを願って始め、13回目。

 芝生のグラウンドでは、一輪車や輪回し、スラックライン、シャボン玉などが存分に楽しめ、児童らは汗だくになって遊んでいた。

 飲食ブースは「志賀野さみどり会」による志賀野米のポン菓子の実演販売、「きみの山の恵み研究会」によるイタドリジャムなどが並び、ステージパフォーマンスでは、卒業生らが校歌を歌う場面もあり、郷土色豊かににぎわった。

 一輪車で遊んだ東大稀君(9)と河本侑樹君(9)は「芝生は、でこぼこしているので楽しいです」「次は輪投げをやりたいです」と笑顔だった。

昔遊びに夢中になる子どもたち

昔遊びに夢中になる子どもたち

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