高校相撲で2連覇 県商の花田君が県庁訪問

第103回高校相撲金沢大会(5月19日、石川県卯辰山相撲場)で優勝した和歌山県立和歌山商業高校3年の花田秀虎君が4日、県庁南別館を訪れ宮﨑泉教育長に大会結果を報告した。

同大会は全国72校が出場。個人戦は団体戦で3勝することが出場条件となっており、花田君は団体戦に中堅で出場。個人戦では史上3人目となる大会2連覇を飾った。

花田君は同校の愛須貴志校長と相撲部の門林三千生監督と出席。一日で終わる大会のため、朝から夜まで取組が続いたことや、決勝ではモンゴル出身で身長2㍍のダワーニンジ君(鳥取城北)と対戦したことを報告した。

花田君はダワーニンジ君との対戦は3回目で、毎回作戦を考えながら試合に臨んでいるという。金沢大会では、3月の全国高校相撲選抜大会での経験から、相手に押し込まれても耐えられるよう、特に足腰を強く鍛えた。

今後控えているインターハイについて「プレッシャーもある。高校最後の戦いに向けて自分に打ち勝って、団体、個人で優勝を目指して頑張りたい」と話し、宮﨑教育長も「良い流れでインターハイに臨めると思うので、みんなで行って頑張ってほしい」とエールを送った。

(左から)門林監督、宮﨑教育長、花田君、愛須校長

(左から)門林監督、宮﨑教育長、花田君、愛須校長

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