WAKAYAMA NEWS HARBOR
和歌山さんぽみちプロジェクト

ギネス認定、大阪天満宮の催し

天満天神梅酒大会

前号では天満宮の祭神で、生涯「梅」を愛したとされる菅原道真の生い立ちと、梅を思いながら詠んだとされる歌を取り上げた。
天満宮の中でも大阪天満宮(大阪市北区)では観賞して楽しむ梅に加え、飲んで楽しむ梅をテーマにした催しが行われている。今週は、ことし2月に開催された「天満天神梅酒大会」を紹介したい。
ことしの天満天神梅酒大会は2月9日から11日までの3日間、大阪天満宮の境内で開催。全国の酒造メーカーが造るさまざまな梅酒やリキュールが一堂に会し、その出来栄えを競うもので2007年にスタート。毎回数百種もの銘柄が並び、各地域の梅酒を堪能できる。
梅酒を試飲するために回数券形式のチケットを購入し、目当ての梅酒があるブースで小さなカップへ酒を注いでもらう形式。境内にはテントが並び、全国の梅酒295種類が勢ぞろい。
ことしのテーマを「世界一の梅酒まつりに、なるかもしれない!」とし、「異なる梅酒の最多展示数」のギネス世界記録に挑戦。初日の2月9日、ギネス公式認定員が会場を訪れ、世界記録であることを発表。掲げられたテーマの通り「世界一の梅酒まつり」となった。
この催しの目的は、酒造メーカーや協賛企業などと連携し、数々の梅酒の存在を広めると同時に、知られていない地域性の高い魅力的な梅酒を発掘すること。加えて、周辺の天満地域の盛り上げを図り、梅酒を通した地域文化の発展を目指しているという。
紀州街道の北端に位置する大阪天満宮は、地域が一体となり梅酒の魅力を伝える発信基地。日本最大の梅の産地・和歌山も、梅と一緒に地域の味を広めていきたい。
(次田尚弘/大阪市)