2290人が歓声 アルテリーヴォ初の有料試合
関西サッカーリーグ1部のアルテリーヴォ和歌山は23日、和歌山県和歌山市の紀三井寺競技場で関大FC2008と対戦し、3―0で勝利した。
今後、日本フットボールリーグ(JFL)昇格の可能性があることなどから、今回は2000人の観客動員を目標に、関西リーグで初めての有料試合とした。スタンドには、チームカラーの緑色のTシャツなどに身を包んだ観客2290人が詰め掛け、歓喜に沸いた。
アルテリーヴォは前半25分、FW久保裕一が先制ゴール。続く34分にも久保が得点し、2―0でリード。後半もペースを握り、34分にDF寺本健人がゴールを揺らして快勝した。
選手たちは2000人を超える観客と共に、恒例のラインダンスを披露。2ゴールを決めた久保選手は「負ける訳にはいかないという強い気持ちで臨んだ。大きな声援に後押しされ楽しくプレーできた」と振り返り、大北啓介主将は「お客さんが来てくれれば来てくれるほど僕たちの力になり、いいプレーにもつながる。今後も応援よろしくお願いします」と呼び掛けた。
これにより、アルテリーヴォは対戦成績3勝3敗でリーグ順位4位となった。30日には紀三井寺公園補助競技場でレイジェンド滋賀(6位)と対戦する。キックオフは午後3時。
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