認定こども園は増加 県内の学校基本調査

和歌山県は9日、県内の学校、児童生徒数などの基本データをまとめた学校基本調査(5月1日現在)の速報値を公表した。学校・園数は、幼保連携型認定こども園は増加し、幼稚園、小学校、中学校で減少。在学・園者数は、幼稚園、小学校、中学校、高校、特別支援学校で減少、幼保連携型認定こども園と義務教育学校では増加している。小学校は1982年から38年連続、中学校は2010年から10年連続で減少した。

幼保連携型認定こども園は前年度より5園増加して40園で、園児数も697人増えて6401人、教員は139人増の971人となった。義務教育学校は1校で変動はなく、児童生徒数703人で、前年度から4人増加した。

ことし3月の高校卒業者の進路については、大学などへの進学(現役)が48・6%(前年度比0・8?上昇)と最多で、次いで専修学校などへの入学(23・0%)、就職者の割合は22・6%(同0・5?低下)となった。就職者のうち県内就職は77・4%だった。

調査結果の主な項目は次の通りとなっている(かっこ内は前年比)。

【学校・園数】幼稚園72園(5園減)▽小学校249校(6校減)▽中学校129校(2校減)▽義務教育学校1校(増減なし)▽高校47校(増減なし)▽特別支援学校12校(増減なし)

【在学・園者数】幼稚園5270人(608人減)▽小学校4万5438人(591人減)▽中学校2万3795人(685人減)▽義務教育学校703人(4人増)▽高校2万5524人(965人減)▽特別支援学校1483人(1人減)

【教員数】幼稚園475人(54人減)▽小学校3898人(53人増)▽中学校2277人(26人減)▽義務教育学校47人(3人増)▽高校2148人(10人減)▽特別支援学校978人(3人減)

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