高校生が盛り上げ アートトレイン運行へ

JR和歌山線沿線の高校生を中心に、コンサートや作品展示を行う「アートトレイン」の開催を31日に控え、19日に和歌山県和歌山市新庄の県立和歌山高校で企画会議が開かれた。

乗車マナーの向上や沿線の活性化を目的に開かれ、ことしで4回目。高校や特別支援学校など11校が参加している。ことしは和歌山―橋本間を走る電車の中や和歌山駅のわかちか広場で6校の軽音楽部と吹奏楽部がコンサートを開催し、和歌山駅と橋本駅で絵や書道などの作品を展示する。

この日は本番前、最後の会議で、各校の生徒や教員、JR西日本和歌山支社と和歌山市の職員ら25人が出席。当日の機材搬入や参加人数の確認、電車内での演奏時間や停車駅での入れ替わり、駅に飾る作品の数などについて最終確認が行われた。

実行委員長で和歌山高校3年の松本愛結さん(17)は「これまでみんなで頑張ったことを生かして当日に臨みたい。音楽はもちろん、いろいろな作品展で入賞した人の絵や書道が見られるので楽しんでもらいたい」と当日への思いを話した。

列車コンサートは午前9時25分和歌山発と午後1時40分橋本発の2回。わかちか広場コンサートは午後2時50分から。列車の運行状況、コンサートの開催については、ぼくらの和歌山線活性化プロジェクト「ワカカツ」のフェイスブック(https://www.facebook.com/wakayamasen/)で。

会議で当日の動きを最終調整する生徒たち

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