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2002年07月16日

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GW明けから肉体改造 いい仕事は体調の自己管理から
5_5.gif ■2002谷本龍哉

 私ごとで恐縮だが、実はこの二カ月で体重を十二キロ落とした。別に病気になったわけでも、激務に疲れたためでもない。当選以来、順調に太っていく周囲の議員(自分も含めて)を見ていて、このままではいけないと決意し、食生活の改善と毎日の適度な運動に取り組んだ成果である。
 国会議員の生活は、非常に忙しいが、同時に非常に太りやすい生活でもある。朝は、だいたい八時から自民党の本部で各政策分野別の部会(勉強会)に出席し、そこで朝食をとる。午前中は、いくつかの部会に出席し、委員会が開かれる日は、そこから国会内に移動して委員会室に行く。お昼にも、部会や議員連盟の会合がかなり入っていて、そこで昼食を食べる。自民党本部の部会の場合、昼食はほとんどカレーである。
 国会議事堂で開かれる衆議院本会議は、たいてい午後一時から始まる。案件により、五分で終わるときもあれば、四時間かかるときもある。そしてその後も、委員会、部会、勉強会などが夕方までたくさん詰まっている。
 ここまでであわば、多少食生活が偏るかもしれないが、太るというほどのことはない。問題なのは、午後六時以降の日程である。議員連盟や勉強会、政策集団(派閥)などの公的会合から、議員同士や各分野の友人(ブレーン)との私的な会合に至るまで、一日平均三つか四つ日程が入っている。すべての場所で食事をするわけではないが、それでもどうしても量的には食べ過ぎてしまう。時間が深夜に及ぶことも多く、夜食を食べたりしてしまうと、これはもう完全に太る。
 分刻みの日程で非常に忙しいけれど、移動はすべて車で、食事はすべて外食で、しかも夜にたくさん食べる。この生活では太らない方がおかしい。
 私も、少し前までは、「忙しいのだからしょうがない」と自分に言い訳をして、この生活に甘んじていたのだが、選挙も政治も体力勝負である以上、基礎体力を低下させることは、自分の仕事にとって大きなマイナスであり、そのことは、ひいては、選んでくれた皆さんに対する背信行為ではないかと考え、今年の五月の連休明けに、肉体改造を決意したのである。
 この二カ月間、実行したことは二つだけある。一つは、午後九時以降、絶対に食事をしないということ。そしてもう一つは、毎日三十分必ず運動をするということ。この二つのことだけで、二カ月で十二キロ体重が落ちた。二つのことだけといっても、これを続けるにはとても強い意志が必要である。何度も挫折しそうになりながら、ここまで頑張ったので、もう少し頑張り続けたいと思っている。体調の自己管理をしなければ、いい仕事はできないのだから。


(2002谷本龍哉)
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