わかやま新報は、和歌山市を中心とする和歌山県北部唯一の日刊新聞です。
f_ss_nikai.jpg 二階 俊博
f_ss_nishi.jpg 西 博義
f_ss_ishida.jpg 石田 真敏
f_ss_tsuruho.jpg 鶴保 庸介
f_ss_sekou.jpg 世耕 弘成
f_ss_ooe.jpg 大江 康弘
f_ss_kishimoto.jpg 岸本 周平
f_ss_sakaguchi.jpg 阪口 直人
f_ss_tamaki.jpg 玉置 公良
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2003年12月23日

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農林水産業の振興に努力 地方の声を背に頑張りたい
5_5.gif ■2003石田真敏

 総選挙後特別国会が開会され、首相指名や院の構成が行われました。野党からは、会期延長や臨時国会が要求されましたが、総選挙が行われたこともあり、政府・自民党内での年末の予算編成とそれに先立つ年金、三位一体改革等の議論及び調整を行う時間的余裕がなく日程的に非常に窮屈なため、受け入れられませんでした。
 実際、私自身これらの議論に積極的に参加したために、特別国会後の日程も大変過密なものとなりました。
 さて、まず年金についてですが、マスメディアで連日報道されたように負担や給付、そして国庫負担割合の引き上げについて熱心な議論がなされましたが、それ以外にも皆様から批判の強いグリーンピアや株投資による年金資金の運用状況については、ワーキングチームで徹底的に解明することとなりました。また高所得高齢者についての議論も熱心に行われ、若者への負担が懸念される一方、高齢者控除が現役世代よりも大きく優遇され過ぎているとの意見もあり、控除を廃止することになりました。ちなみに、標準的な年金だけで暮らしている高齢者世帯には課税がなされないように対策されています。(課税最低限は二百五万三千円で、妻の年金収入を含めると二百八十五万円となります。) 次に三位一体改革では、補助負担金と税源移譲が問題となりました。地方分権を進めるうえで試金石となるだけに、自民党政調の部会でも自民党税制調査会でも大変白熱した議論が展開されました。裁量権のない権限を移譲したい中央省庁と裁量権のある権限を手にしたい地方自治体、またタバコ税に固執する財務省と税収の安定性を求め基幹的な税を要求する地方自治体とのせめぎ合いが連日繰り広げられました。私はもちろん地方自治体側で、結果は満点ではありませんが、一年目としてはおおむね了解できるものだと思います。ただ来年以降もせめぎ合いが続きますが、地方の声を背に頑張りたいと思います。
 最後に、新しい役職が決まりました。衆議院では、公約通り農林水産委員会と決算行政監視委員会に所属しました。
 また、自民党の主な役職として農林水産副部会長、そして総務副部会長に就任しました。
 農林水産業の振興はもとより自由貿易協定の問題が喫緊の課題ですが、貿易立国の日本として、世界の流れに乗り遅れることのないように、同時に農業のもつ多面的機能を失うことのないように、難問ですが解決のため努力をします。また総務部会では、地方自治の振興と共に、郵政、特に通信関係でデジタル・ディバイドの解消に取り組み、どこでも最先端の通信技術を利用できるように努力します。
 また議員連盟では、従来からの自民党京奈和自動車道建設促進議員連盟事務局長に加え、新たに自民党財政基盤強化対策県国会議員協議会事務局長に就任しました。今後も京奈和白動車道の一日も早い開通を目指して参ります。また新たに事務局長に就任した議連は全国で財政力の弱い十七県の選出国会議員七十一人により結成されており、財源の確保・地域格差の是正などを目的として活動しています。
 今後も地方の実情を反映させ、地方に光があたるよう頑張って参ります。


(2003石田真敏)
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