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2006年01月31日

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国政は改革続行など3本柱 道路整備など県の課題にも尽力
5_5.gif ■2006石田真敏

 今年は、 厳しい寒さとBSEでのアメリカのずさんさ、 さらにライブドア社長の逮捕で幕が開きました。
 昨年一月のこの欄では、 キーワードとして 「改革正念場」 「地域再生」 そして特に取り組む課題として、 「情報格差是正」 「少子化対策」 をあげました。
 以下これに倣うと、 今年のキーワードは、 一、 改革続行 昨年の総選挙時の私のスローガンでしたが、 自民党大勝後、 小泉総理主導のもと郵政民営化をはじめ改革が矢継ぎ早に進められ、 恐らく三年以上解散はないと思われるこの任期中は、 構造改革の仕上げの時です。 今年も様々な面で改革が議論されます。
二、 何をどう守るか
改革続行は当然ですが規制緩和に伴う様々な弊害が出ていることも事実です。 JR西日本福知山線脱線事故をはじめ、 航空機などのトラブル、 日本中を震撼させた耐震偽装問題、 そしてライブドア社長の逮捕など、 過剰な経済効率や合理性そして利益を追求するあまりの事故・不祥事が続発しています。
 改革を進めつつ、 弊害にどう対処し、 安全をはじめ国民生活をどう守ってゆくか議論する必要があります。
三、 地域再生 今年一月の報告で日銀は、 全地域の景気判断をやや上方修正しましたが、 未だ回復の実感に乏しいのが現実です。 昨年来の地域再生関連予算を柱に、 叡智を集めて再生に向け努力をしてゆかねばなりません。
 以上の三点が今年のキーワードです。
 次に、 今年は国土交通大臣政務官の職務に精励しつつ、 次の課題にも取り組むつもりです。
一、 少子化対策 人口減少が現実のものとなり、 対策が急がれます。 昨年七月に自民党内で子育て支援対策の中間とりまとめを行ない、 第三次小泉内閣では少子化担当大臣が就任しました。 一刻も早く有効な対策を打ち出すよう頑張ります。
二、 情報格差是正 ようやく情報利用の地域間格差について認識が深まり、 今年も予算が増額されましたが、 未だ十分ではありません。 また、 技術の進歩や放送と通信の融合によって、 格差がさらに拡大することも懸念されます。 携帯電話やブロードバンドは、 二十一世紀に必須の基礎的社会インフラだけに、 格差是正に頑張ります。
三、 新就業形態の構築 人生六十年を前提とした現在の定年制では、 人生八十年時代に対応できず、 新就業形態の構築が必要です。 一例として、 老後を含めた自身の将来について深く考えはじめる五十歳前後で、 第二の就業として農業や漁業を選択できる制度を構築することで、 当人は就農後二十年以上営農に携われ、 また厚生年金の受給によってゆとりある充実した老後となる一方、 農村では農業を担い、 地域を支える貴重な人材を獲得することになります。 具体化に向け頑張ります。
四、 公務員制度改革
国家公務員数の五%純減目標が決定されましたが、 公務員改革は数だけの問題ではありません。 新しい時代にふさわしい公務員制度はどうあるべきかの論議こそが重要です。 優秀な人材が集まり、 生き生き働けるような公務員制度を再構築するため頑張ります。
五、 和歌山の課題 農林水産業の振興や地場産業対策、 さらに道路整備や地震防災対策など地元の課題に積極果敢に取り組みます。


(2006石田真敏)
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