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2006年07月11日

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大事なのは「何をするか」 9月の総裁選へ青年局アピールを提出
5_5.gif ■2006谷本龍哉

 自民党の総裁選日程が、 正式に9月20日と決まった。 現状の政治状況のままであれば、 そこで選ばれた自民党総裁が、 そのまま日本の総理大臣となる。 世論調査による人気投票的な側面が強調されているが、 大事なのは次の内閣が 「何をするか」 である。 小泉改革路線をさらに推し進めていくのか、 それとも改革により随所に生まれてきた 「ひずみ」 の手当てに重点を移すのか。 この2つの政策路線について、 候補者同士が国民に見えるところでしっかりと論争することが、 もっとも大事なことだと思う。 前回(3年前)の総裁選以来、 自民党青年局は、 総裁候補に対して 「青年局アピール」 を提出するようになった。 これは党内改革や政策について、 自民党の青年世代の考え方を示し、 総裁選挙中の討論会において、 各総裁候補者の考え方を明確に確認するためのものである。 3年前の 「アピール」 には、 「純粋比例の73歳定年の例外なき徹底」 という項目があり、 小泉総理は討論会において、 この項目の完全実施を約束した。 このことが、 後の総選挙における、 中曽根元総理、 宮沢元総理の引退へとつながったのである。
 今回の総裁選における 「青年局アピール」 は、 7月5日に自民党青年局中央常任委員会で決定された。 全国の青年部・青年局からの提言を集約し、 青年局幹部で取りまとめたものであるが、 その要旨のみ、 ここに掲載する。
 前文…われわれ自由民主党青年部・青年局は、 総裁選挙を迎えるにあたり、 次期総裁が青年局所属国会議員63名並びに全国25万青年党員の総意たる以下の要望を真摯に受け止め、 実行されんことを期待し、 ここに 「全国青年部・青年局アピール」 を決議する。
  国政選挙における候補者選定の見直し
 ○公募の充実・予備選挙の導入
 ○比例候補選定基準の明確化
 ○人材プール制の確立
  青年世代の意見・意思の反映
  青年局重点政策の推進
 ○拉致問題・領土問題の解決
 ○教育の正常化
 ○安全・安心社会の確立
 ○少子化対策
 ○地域格差是正と地方分権

 たくさんの意見があったため、 多少網羅的になっているが、 これをもとにして総裁候補と青年局との討論会において、 各候補の考え方を見極めていきたいと思う。


(2006谷本龍哉)
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