2008年08月19日

2008 04.文化・くらし

ノリのいい演奏響く 夕暮れジャズカフェ大盛況

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観客をリードするジェットトーンズ

夕暮れジャズ・カフェ2008が16日、 和歌山市の市民会館ロビーで開かれ、 約200人の熱心な音楽ファンが集まり楽しんだ。 市民会館前の野外ステージで行われる予定が、 あいにくの雨でロビーへ移動。 シャンデリアの下の室内コンサートになったが、 かき氷、 わらびもちなどの売店もあり、 ジャズやボサノバのスタンダードで、 会場は大いに盛り上がった。

同カフェは昨年、 市民団体・文化創造グループ(花光郁代表)が
「市民の底力」 事業助成金を使って開催。 「気軽な音楽イベントとして市民会館は敷居が高い」 というイメージを覆したことが共感を呼び、 ことしは市民会館を運営する市都市整備公社が主催した。
出演は、 和歌山市を中心に活動するアマチュアジャズバンド・ジェットトーンズと、 田辺市龍神に在住のトランペッター唐口一之さんと和歌山市在住のジャズシンガー神前理恵さんを中心としたプロのカルテット。 スタンダードナンバーを中心としたノリのいい演奏で観客を巻き込むアマチュアと、 しっとりしたジャズボーカルをトランペットの音色で包んだプロの味わいが、 観客を魅了した。
会場でリズムをとっていた、 和歌山北高校2年の高倉万紀惠さん(17)は 「ジェットトーンズのトランペッターが、 高校の吹奏楽部の先輩です。 カッコいいですね。 チャンスがあればバンドに加入したいです」 と話した。
市都市整備公社の島田忠訓班長は 「雰囲気がいいでしょう。 秋にはクラシックカフェもやる予定にしています」 と笑顔でPRしていた。
同カフェは、 今月22日午後6時から、 同所でメンバーを変えて行う。 入場無料。
問い合わせは市民会館(073・422・4225)。





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