2008年08月19日

2008 04.文化・くらし

2800人が県都を元気に 5年目の紀州よさこい祭り

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そろいの衣装でダイナミックな踊りを披露する参加者たち (17日夜)

色鮮やかな衣装とにぎやかな楽曲でダイナミックな踊りを展開する 「-おどるんや-紀州よさこい祭り」が16、 17日の両日、 和歌山市内のメーンストリートなど各演舞場で元気いっぱい繰り広げられた。フィナーレを迎えた夜は、 大勢の市民が和歌山城の砂の丸会場などにあふれ、暑さを吹き飛ばす活気がみなぎっていた。

同祭りは「和歌山を元気に」を合言葉に、NPO紀州お祭りプロジェクトが主催、 ことしで5年目。 今回は初めての室内演舞場など新たな会場も増やし、 県内外から53チーム約2800人が参加した。
踊りは16日のJR和歌山駅前から同プロジェクトのオフィシャルチーム紀州よさこい連 「紀風」 が先陣を切ってスタート。 各演舞場では、 地方車 (じかたしゃ) と呼ばれる音楽を流す車からリーダーの 「みんなまだ大丈夫か。 元気いっぱいおどるんや」 の掛け声にこたえ、 老若男女が跳んだりはねたり個性豊かに踊った。
17日夜の和歌山市役所前の大通りでは、 各連のロングパレードに大勢の人だかり。 沿道では出場した幼い孫の姿を収めようとカメラを構える人や、 見物の若い女性らがにぎやかな楽曲に合わせて一緒に踊り出すひと幕もあった。
また、 砂の丸広場の大ステージではライトアップされた天守閣の下、 各参加チームが華やかに競演。このあと、 見物客らもまじえた総踊りでフィナーレを飾った。 ことしの 「おどるんや大賞」 は 「夢天翔」 が受賞した。
同祭りは県都の夏の大イベントとしてすっかり定着した。 杉谷和昭実行委員長は「多くのボランティアの皆さんに支えられ、 また地域や企業との連携で運営面でも安全に運ぶことができた。5周年ということもあり大いに盛り上がったし、 来年もさらに紀州よさこいで和歌山を活気づかせたい」と話していた。





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