秋には120種類が楽しめる　生石高原の草花、年々豊かに

紀美野町と有田川町にまたがる生石高原で、 オレンジ色の花のコオニユリなど多彩な種類の花が咲き、ハイカーや観光客の目を楽しませている。
標高約870mにある一面ススキの草原。 毎年実施している山焼きの成果で、 年々、 花の種類が豊かになってきた。 ことしは特に、 秋の七草のカワラナデシコが多く生育。 マツムシソウやホソバヒメトラノオなど、 県レッドデータブックに記載された貴重なものもあり、 秋には約120種類の草花が楽しめるという。
NPO法人生石山の大草原保存会の若林豊理事長は、 「ススキだけでなく、 花もたくさん咲いているので楽しんでほしいですね」 とにっこり。 同会では草花の観察ガイドも受け付けており、 希望する人は事前に山の家おいし (・FAX073・489・3586) へ。