2008年08月24日

2008 04.文化・くらし

紀州うめどりで活性化を 紀州うめどりで活性化を

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各レストラン料理長が腕によりをかけて作ったオリジナルメニュー

和歌山の食文化の掘り起こしと、 ホテルレストランの活性化を図ろうと、 和歌山市内の6ホテルが協力し9月1日から11月30日までスタンプラリーを兼ねた共同企画「和歌山6ホテルレストランの饗宴 シェフの6重奏-第一楽章 秋の紀州うめどりランチ-」を展開する。 ことし7月に開かれた食肉産業展の地鶏・銘柄鶏食味コンテストで、最優秀賞に輝いた 「紀州うめどり」 を使ったオリジナルメニューが、 それぞれの店舗で提供される。

参加するレストランは、 ワカヤマ第二冨士ホテルの 『アミティエ』、 和歌山東急インの『シャングリ・ラ』、 ホテルグランヴィア和歌山の 『ホテルズカフェ パスワード』、ダイワロイネットホテル和歌山の 『サンクシェール』、 ホテルアバローム紀の国の『ツインバード』、 和歌山マリーナシティロイヤルパインズホテルの 『カーロ・エ・カーラ』の6店。
21日にはホテルグランヴィア和歌山で関係者の試食会を開催。 和歌山ホテル協議会の山村良之会長、 ホテルグランヴィア和歌山の島田均総料理長、 来賓として紀州うめどり・うめたまごブランド化推進協議会の細川清会長らを招き、 約60人が参加した。
山村会長は 「地元の人にホテルをもっと身近に感じてもらうため、 和歌山の食材と料理の素材を地産地消をテーマにした。 それぞれに工夫を凝らした自信のある一品を提供している」。 細川会長は、 「うめを食べて元気になったうめどりで胃袋を満たして、 食べる人もまた元気になってもらえれば」 とあいさつした。
試食会場では、 各レストランの料理長が腕を振るったうめどりメニューのメーンディッシュが並べられ、 付け添えには、 栗やサツマイモなど秋の食材を使用しているメニューも多く出され、 試食した関係者も 「とてもおいしい」と絶賛していた。
『シャングリ・ラ』 が考案したのは 「紀州うめどりとフォアグラとリー・ド・ヴォーのパンチェッター包み軽いきつね色でペリグーソースと共に」。同レストランの詫間敏雄総料理長は 「うめどりのしっかりした力強い味を知ってもらおうと、 フォアグラやトリュフなど豪華な食材で引き立てた」と解説していた。
うめどりを使った料理はランチタイムのみの提供。 6つのレストランでランチを注文し、 スタンプを貯めると賞品が抽選で当たるという企画もあり、 細川会長は、 「今後も第二、 三楽章とお客さんが心待ちにしてもらえるように考えていきたい」 と話していた。





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