2008年08月30日

2008 04.文化・くらし

血小板不足しています 9月は成分献血キャンペ

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「1人でも多くの方のご協力をお願いいたします」と話す西山所長

血小板製剤が不足しています。 和歌山市美園町5丁目の和歌山駅前献血ルーム(JR和歌山駅前新橘ビル5階、 西山利枝所長)は9月1日から30日まで 「成分献血1000人キャンペーン」 を実施する。
成分献血とは血液中の血しょうと血小板だけを献血する体に優しい献血方法。 献血者は年齢制限などがあり、 血しょう献血は18歳から69歳まで(65-69歳までの人は60-64歳までの間に献血経験が必要)、 血小板献血は18歳から54歳までとなっている。
特に、 血小板は採血後4日間しか保存できないことから、 県内では常に血小板製剤が不足している状態にある。 しかもことしは例年に比べ20%以上も使用率が高くなり、 使用量の30%は県外の献血施設の協力で賄われている。
これらの事態を解消するため献血ルームは今回初めて 「成分献血1000人キャンペーン」 を実施し、 血小板製剤不足に取り組む。 成分献血の協力者には箱に献血車のイラストが描かれたティッシュペーパーや菓子セット、 コーヒーセット、 入浴剤とアニマルタオルセットなども進呈される。
西山所長は 「一人でも多くの方にご協力いただき、 また血小板は大量は保存ができないので、 これを機にぜひ複数回献血者になっていただければありがたいです」 と呼びかけている。
献血の受付時間は午前9時半から午後1時と、 午後2時から5時45分まで(ただし成分献血は5時まで)。 定休日は毎週金曜日。
問い合わせは和歌山駅前献血ルーム(073・427・2770)。





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