2008年08月30日

2008 04.文化・くらし

教育連携協定を締結 信愛女子高と同志社女子大

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協定書を手に握手する森田校長(左)とニコラス学長

和歌山市屋形町の和歌山信愛女子短期大学附属高校 (森田登志子校長) と同志社女子大学(ニコラス・ジョン・ティール学長) は29日、 教育支援や生徒・学生の交流を進めるための教育連携協定を締結した。この日は同校で調印式が行われ、 両学校長が協定書を交換。 さらなる教育の充実、発展を目指して握手を交わした。 具体的な内容については今後、 協議会を設置して検討していく。

協定は、 両校の人的・知的資源の交流・活用を通じて、 新たな学びの場を創造することなどが目的。同女大は昨年3月から、 キリスト教系女子高などと同協定の締結を進めており、今回の信愛女子で8校目となる。 信愛からは毎年、 約100人が同女大を受験しており、大学側が同校に協定締結を申し入れて実現した。 すでに締結している学校では、大学の講義に高校生が出席したり、 大学教員が高校の通常授業で教壇に立ったりして、互いのつながりを強めている。
式には両校の校長をはじめ、 9人が出席。 協定を交わした後、 ニコラス学長は 「協定を結ぶことができて非常にうれしく思う。 互いの場が見えると生徒の勉強の仕方が変わり、 『大学でこんなことができるんだ』 と夢が湧いてくる」 とあいさつ。 森田校長は 「21世紀は女性の時代といわれるが、 本当に心ある、 しっかりとした女性が育てば幸せな日本になると考えます。 大学と高校が心合わせて、 素晴らしい女性を育てていきたい」 と話した。
信愛はことし6月に関西大学とも同様の協定を締結しており、 9月以降は京都女子大学、 神戸女学院大学とも順次、 締結することにしている。





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