2008年09月04日

2008 04.文化・くらし

みんなを感動させたい 向陽合唱部がコンク、文化祭に大忙し

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一生懸命練習する部員たち

先月20日に開かれた第75回NHK全国学校音楽コンクールの県大会で優勝し、初の近畿大会出場が決定した県立向陽高校の合唱部は、 7日にNHK大阪ホールで開催の近畿大会に向け、最終調整を行っている。 同部は23日に岸和田市で開かれる第63回関西合唱コンクールにも出場が決定しており、上位入賞を目指し、 気合は十分。 また、 16、 17日には文化祭もあり、 練習に忙しい日々だ。

同校の合唱部は女子23人、 男子2人で構成される少人数の集まり。 3年生は受験勉強が佳境となってきており、 中心となるのは2年女子。 その多くが1年男子と同様に高校から始めた 「初心者」 ばかり。
2つの大会と文化祭の曲はそれぞれで演奏曲が異なっており、 日を分けた練習が行われている。 顧問の西村佳子教諭は 「出来にムラがあるから心配です。 歌詞に込められた思いをくみ取って歌うよう指導しています」 と話す。
普段は発声練習から楽譜を見て正確な音を出す音取りの練習などが行われ、 音が合っていないときには生徒同士で意見を出し合ったりと、 和やかな雰囲気で練習が行われている。
大会で歌うのは課題曲と自由曲。 2つの大会で計5曲を披露する。 自由曲で、 ソロも担当する中本礼部長は 「音が少しでもずれると、 きれいな和音にならない。 みんなで心を込めて、 人を感動させるような合唱にしたいです」 と笑顔。 西村教諭は 「普段通りの力を出してくれれば大丈夫。 緊張したときには楽しんで歌うことを思い出してほしい」 と笑顔で話していた。





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